太秦古墳群

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(2018:03:30 14:43:35, SONY α7R II, F9.0, 1/250, ISO:100, 24mm, 24-70mm F2.8(SEL2470GM), 撮影地, 潮位)

太秦古墳群(多数の小型の古墳)

太秦遺跡のある丘陵上では、~塚、~山の地名が残っており、以前に埴輪や須恵器をはじめ鏡、鉄刀など古墳にかかわる遺物が採集されています。また、近年の住宅開発等に伴う発掘調査で、数箇所で古墳の周濠と思われる遺構も検出されており、大阪市水道局豊野浄水場横に存在する太秦高塚古墳(寝屋川市指定史跡)以外にも、多数の古墳が存在したと考えられていました。
第二京阪道路建設に伴う財団法人大阪府文化財センターの発掘調査では、25基の小型の古墳が密集して見つかりました。多くの古墳は一辺が10メートル程度で上から見ると四角い形の古墳(方墳)です。いずれの古墳も、後世の造成工事等によって、墳丘(盛土部分)は失われており、死者を埋葬した部分(埋葬施設・主体部)は不明です。埴輪が見つかっているのは2基の古墳だけで、お供え用と考えられる土器だけが見つかった古墳は16基あります。一方、土器や埴輪が出土しなかった古墳も7基見つかっています。太秦高塚古墳とほぼ同時期の、古墳時代中期(5世紀)に築かれたと考えられます。近くにある太秦高塚古墳(造り出しをもつ円墳、直径37メートル)では多数の埴輪が出土しており、ここで見つかった小規模な古墳とは規模や内容から大きな違いが認められます。こうした古墳に葬られた人々は、太秦高塚古墳の被葬者より社会的に低い階層の人々だと想像できます。
今回復元した古墳は、調査地西側で見つかった18号墳(一辺約9メートルの方墳)をもとに、盛土部分を復元して築かれた当時の状態を再現しました。

寝屋川市教育委員会





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