大尾遺跡

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(2018:03:30 14:55:12, SONY α7R II, F9.0, 1/1000, ISO:100, 24mm, 24-70mm F2.8(SEL2470GM), 撮影地, 潮位)

大尾遺跡(弥生時代の墓地)

太秦遺跡の弥生時代の集落が見つかった丘陵から、谷を隔てて西側の丘陵上では、第二京阪道路建設に伴う財団法人大阪府文化財センターの発掘調査によって方形周溝墓と呼ばれる平面が長方形で周囲に溝を巡らせた墓が多数見つかりました。
いずれも後世の造成工事等によって削平を受けており、盛土部分は失われていました。残っていた周囲の溝からは、お供えとして使用されたと考えられる多数の土器が見つかりました。こうした土器は、その特徴から弥生時代中期中頃~後半(2100年前)のもので、太秦遺跡と同時期であることが判りました。弥生時代の墓は、市内では初めての発見になります。
今回の発掘調査で、当時の人々は移住域(太秦遺跡)と墓地(大尾遺跡)をそれぞれ別の丘陵に営んで、計画的に利用していたことがわかりました。また、移住域と墓地が近接して見つかったことで、弥生時代の村の様子を考えるうえでも重要な遺跡となりました。
今回復元した方形周溝墓は、調査地北側で見つかった方形周溝墓9をもとに、他の遺跡例を参考に盛土部分を推定し、築かれた当時の状態に復元しました。

寝屋川市教育委員会





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