豊中のヒメボタル

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(2018:05:24 15:42:37, SONY α7R II, F8.0, 1/800, ISO:100, 25mm, 24-70mm F2.8(SEL2470GM), 撮影地, 潮位, 30.3℃, 1003.3hPa, 36%)
カテゴリ: 201005豊中のヒメボタル  

豊中のヒメボタル

春日町ヒメボタル特別緑地保全地区

ヒメボタルについて

ヒメボタルは大阪府を含め12都道府県で絶滅危惧種または準絶滅危惧種に指定されている希少な昆虫で、森や竹藪などに生息し、幼虫は陸生の巻貝などを食べて育ち、生涯を陸の上で過ごします。
お尻の部分にメスは1節、オスは2節、光る部分があり、カメラのフラッシュ光のように素早く、1秒間に60回以上点滅します。
多くのホタルはオスよりメスの方が大きいのですが、ヒメボタルのオスはメスより大きく、メスに比べて目が大きいのが特徴です。また、メスは後ろ羽根が退化しているので飛べません。そのためオスはあまり高く飛ぶことはありません。


ゲンジボタルやヘイケボタルとの違い

ヒメボタルはゲンジボタルやヘイケボタルと比べて、住んでいるところの大きさ、前胸部の模様、光り方などに違いがあります。

ヒメボタル
胸の模様 逆三角形
大きさ 6~9mm
光り方 黄色い光でパッパッパッとカメラのフラッシュ光のように光ります。
住んでいるところ、産卵場所 土の上や落葉などに産卵し、生涯を陸の上で過ごします。

ゲンジボタル
胸の模様 十文字型
大きさ 12~17mm
光り方 黄緑色の光で、スーと尾を引くように光ります。
住んでいるところ、産卵場所 水辺のコケなどに産卵し、幼虫期を水の中で過ごします。

ヘイケボタル
胸の模様 太い一文字
大きさ 7~10mm
光り方 黄緑色の光で、スーと尾を引くように光ります。ゲンジボタルに比べて少し弱い光で、間隔も短く光ります。
住んでいるところ、産卵場所 水辺のコケなどに産卵し、幼虫期を水の中で過ごします。


ヒメボタルの発見と保全活動

昭和62年(1987年)に市内でのヒメボタル生息情報が寄せられたことを契機に、平成2年(1990年)~平成3年(1991年)にかけて大規模な生態調査を実施し、市内に13ヶ所のヒメボタルの生息地を確認しました。
その後、開発などが進み、現在ではほとんどの生息地が消滅していますが、その当時、市内で最大規模の生息地であったこの場所を平成4年(1992年)に「ヒメボタル保全区域」に指定しました。また、同じ年に地域住民などで構成する「豊中ヒメボタルを守る会」が発足し、市との協同による保全活動を開始しました。
平成14年には「春日3丁目蛍会(地元自治会)」、「NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21・自然部会」を咥えた4社で構成する「ヒメボタル保護者会」を発足し、竹間伐や除草作業、剪定枝チップ・落葉の敷設などの保全活動を行うとともに、毎年、ヒメボタルの発光(発生)時期に合わせて、ヒメボタルのことを楽しく学んで観察する「ヒメボタル学習会・観察会」を開催しています。
平成28年(2016年)に、希少なヒメボタルの生息地を永続的な保全を行うため、同地を都市緑地法に基づく「特別緑地保全地区」に指定しました。


保全活動へのご参加・お問い合わせなどにつきましては、公園みどり推進課まで
06-6843-4141

ヒメボタル保護者会
豊中市





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