御留硯の由来

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(2011:06:19 15:42:15, NIKON D300, F11.0, 1/160, 0, ISO:200, 12 mm(換算18 mm), AF-S DX Nikkor 12-24mm f/4G, 撮影地, 潮位)
カテゴリ: 201106東日本大震災  

この付近はスズリ(硯)が名産品のようです。道路沿いに津波で流出した硯がたくさん散乱していました。


雄勝硯
「御留硯の由来」

 硯は昔から「文房第一の具にして四宝(硯筆墨紙)の一なり」と言われていますが、雄勝硯の歴史は古く600年前の室町時代の頃と言われています。元和年中(1615年~1624年)に藩祖伊達政宗公が遠島(現牡鹿半島)へ鹿狩りの折、硯2面を献上したところ、いたく賞賛され褒美を賜ったとあります。また2代忠宗公もやはり鹿狩りの折り、その巧技に感服し硯師を伊達藩お抱えとされ、その硯材を産する山を「お止山(現お留山)」と称し一般の採掘を許さなかったと言われています。
 このように(御留石)は応永(1394年)の昔より銘硯として賞美され、その価値を高め伊達公の御用硯として誇りを保ちつつ、約600年の星霜を経て今日に続いている。
 御留石はこの付近から採掘され黒色の粘板岩で、特徴は中国の銘石端渓石と羅紋石の特徴を各々具備しており、色彩は黒石、若しくは暗藍石で、石肌は湿とり滑かに発墨良好にして、優麗な感じをあたえると共に石質は潤沢豊かに、硬度は硬からず柔らからず細かく鋒芒が密定しており、よく筆になじむ墨おり良く、書道家よりおほめの御言葉をいただいている逸品であります。

平成5年3月25日建立

雄勝町教育委員会
雄勝町文化財保護委員会





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