(2012:03:27 15:01:23, NIKON D800, F8.0, 1/1000, 0, ISO:200, 19 mm, AF-S DX Nikkor 12-24mm f/4G, 撮影地, 潮位, 月齢:4.5, 中潮)
西宮のさくら
1.枝垂桜(北山貯水池など)
江戸彼岸桜の品種で枝が長く垂れるものを枝垂桜(シダレザクラ)という。
別名、糸桜(イトサクラ)とも呼び、長寿で全国各地に名木が多い。
2.紅枝垂桜(越水浄水場など)
枝垂桜と性質は同じであるが、花の色が白色なのに比べ、本種の花は紅色である。
2.江戸彼岸桜(越水浄水場など)
山野に自生する桜で、関東に多いことから江戸彼岸と呼ばれている。大変、長命な桜であることから、全国に名木が多く残っている。越水浄水場には、比較的大きく成長した江戸彼岸桜が見られる。
3.夙川舞桜(夙川公園など)
夙川周辺で発見された品種。
開花当初は、淡紅色で開花が進むにつれ、白色にかわる。不規則につく花弁が特徴で風が吹くと花びらが舞うように見える。
平成17年に西宮市民に愛称を公募した結果、「夙川舞桜」と命名された。
3.山桜(夙川公園など)
吉野山、嵐山のものが有名。
明治以前の観桜ではこの山桜が主役であった。古今、歌などで詠まれた桜は大半がこの桜である。
4.西宮権現平桜(六湛寺公園など)
桜博士・笹部新太郎氏が「樹形・花の佳さ、成長の早さなど、日本一といっていい位の山桜」と絶賛した桜「現権平桜」の種子に由来する。西宮市が苗を譲り受け、平成5年に増殖に成功。「西宮権現平桜」と命名された。
5.御衣黄(川添公園など)
淡緑黄色の変わった八重の花が咲く。
満開をすぎると、花弁の中心に紅色の線が現れる。
6.普賢象(鳴尾新川筋など)
室町時代より知られた代表的なサトザクラ。
普賢象とは、2本ある葉化した雄しべが普賢菩薩が象(象の牙)に乗っているように見えることから名がついたといわれている。
7.大島桜(鳴尾浜臨海公園など)
緑の若葉とともに白色または淡紅白色の花を開く。この若葉は漬け込んで、桜餅を包む葉として用いられる。