(2012:06:27 11:40:21, NIKON D800, F8.0, 1/320, 0, ISO:100, 17 mm, AF-S Nikkor 17-35mm f/2.8D, 撮影地, 潮位, 月齢:7.5, 小潮)
ここに表示した5棟の建物跡は、平安時代のものです。どう時代に6回以上建て替えられた建物群のうち、コの字型配置をとる最も整備された時期を復元したものです。
1号建物は、桁行5間に梁行3間(11.2メートル×8.4メートル)でこの建物群の中心的建物と考えられます。
2号建物は、桁行5間に梁行2間(10.5メートル×3.5メートル)と復元しましたが、梁行が広がる可能性もあります。1号建物に付属する建物でしょうか。
3号建物は、桁行梁行ともに2間(5.7メートル×6メートル)の小規模な建物です。
4号建物は、桁行10間に梁行3間(25.5メートル×7.5メートル)の長大な建物です。
そして5号建物は、桁行梁行ともに1間(2.7メートル×2.7メートル)の楼とかんがえられるものです。
この遺跡からは「寺」「西庄」などの文字が書かれた土器や、「上白米五斗」と書かれた木簡(木の札)などが出土しています。
文部科学省
富山県教育委員会
入善町